ゆるーく法律するブログ

本とか映画とか。ねたばれ注意です。

東大主席弁護士が挫折を繰り返して見つけた努力が99%報われる25のヒント

山口真由さんの『努力が99%報われる25のヒント: 東大首席弁護士が挫折を繰り返して見つけた』を読んだ。 山口真由さんは、以前にも紹介したように、東大法学部を首席で卒業され、財務省に入所された後、現在は弁護士として活躍されている女性だ。 「がんばっ…

20代、自分を助けてくれる言葉

山口真由さんの『20代、自分を助けてくれる言葉』を読んだ。 山口真由さんはベストセラーとなった『天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。』の著者で、東京大学法学部を首席で卒業され、財務省での勤務経験のある弁護士である。…

ピースオブケイク

ピースオブケイクという映画を見た。 コミック原作だそうだが、知らずにレンタルショップでジャケットだけ見て適当に借りた。多部未華子と綾乃剛が共演するラブストーリーである。監督は俳優の田口トモロヲである。 あまり奔放な女性が好きでないこともあっ…

孤独になれば、道は拓ける。

千田琢哉さんの『孤独になれば、道は拓ける。』を読んだ。 目次の欄をまとめると、孤独になれば自信がつき、本物が見え、時間やお金が増え、友人が変わり、変化したくなり、人生が変わり、道が拓けるということである。 内容としては以前紹介したこちらの書…

一瞬でYESを引き出す心理戦略。

メンタリストDaiGoの『一瞬でYESを引き出す心理戦略。』を読んだ。 人の心を読み、操るメンタリズムを駆使する日本唯一のメンタリストで、テレビ出演多数、著書は累計90万部を超えるそうだ。 daigo.me ameblo.jp 「人の心を読み」、はまだしも「操る」など…

日本のみなさんにお伝えしたい48のwhy

厚切りジェイソンの『日本のみなさんにお伝えしたい48のwhy』を読んだ。テレビを見る習慣がなく、特にバラエティは苦手なのでほとんど見る機会がないのであるが、何かの折に見かけたことがある。 その時ネタをやっていたのか、コメンテーターのような形で…

きみがいなくちゃだめなんだ

花澤香菜主演の実写映画。 花澤香菜のMVを手掛けるムラカミタツヤが監督で、脚本は「サンダンス・NHK 国際映像作家賞2009」にてグランプリを受賞した倉田健次が本作のために書きおろしたとのことだ。絵本作家である楓アンというヒロインが、失踪した飼い猫ペ…

武士の家計簿

珍しく時代劇を見た。堺雅人、仲間由紀恵主演、森田芳光監督の「武士の家計簿」である。 『武士の家計簿―「加賀藩御算用者」の幕末維新』が原作であり、実在の人物がもととなっている。そろばんバカと呼ばれた御算用者(経理係)である直之が、刀ではなくそ…

判例六法(2016年版)

もう何年も判例六法を使っており、最新の判例六法も昨年購入した。 デザインが一新され、ずいぶん格好よくなっている。箱は深い青をベースに銀の文字なのであるが、中身ははっきりとした水色をベースに一部が黒く塗られ、水色で文字が書かれている。それまで…

民法概論5親族・相続(補訂版)

川井健先生の民法概論の親族・相続編である。 昨年末に補訂版が出ていたことを先日書店で知った。 民法の全範囲を同じ先生の本で揃えるのが好きで、内田貴先生のうちみんに飽きた頃川井先生の本を買い揃えた。 他の分野にも共通して、学説等は併記してあるも…

ビリギャル

昨年話題になった作品である。 学年ビリの成績のギャルが、慶応大学合格を目指すノンフィクションで、昨年原作を読み、映画館で映画も見た。 ヒロインである「さやかちゃん」が名門校出身だとか、慶応大学はそこまで難しくないだとか、いろいろなことが言わ…

ガラスの花と壊す世界

先日ガラスの花と壊す世界を劇場で見てきたので、感想を。 garakowa.jp 仮想空間でコンピュータウイルスと戦う2人のアンチウイルスプログラムと、そこに迷い込んだ記憶喪失の女の子の物語。 内容がおそらく専門的で、おおまかな流れは把握できるのだが、機…

海街diary

吉田秋生のコミックを実写化した映画だ。 綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずと、豪華な4人が姉妹を演じている。 他にも加瀬亮や樹木希林、リリー・フランキー、堤真一、大竹しのぶなどが出演しており、それぞれいい味を出している。 生きていればいろ…

天の茶助

松山ケンイチ主演の天の茶助を見た。 天界人である茶助が事故に遭う運命のユリを救うため下界に降りて奮闘するストーリーだ。 この世の人間の人生は天界人の書くシナリオに沿っているという設定はおもしろかったが、全体としてわかりやすい内容ではなかった…

アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48

いろいろあって48Gのヲタクを卒業したのだが、気になって見た。 SKE初のドキュメンタリー映画で、SKEの6年間の軌跡を描いた作品だ。卒業生も多数登場しており、非常に豪華な内容となっている。 かつて松井玲奈ちゃんを推していたことがあったり、友人がSK…

一点集中力

伊藤塾塾長である伊藤真さんの『一点集中力』を再読した。 成功できるか、できないか、自分の夢がかなえられるか、かなえられないか。それは、生まれ持った能力によるものではない。環境のせいでもない。学歴でもない。後天的な、ある能力によって決まると思…

特別になりたい

以前も書いたように、高坂麗奈さんが好きだ。 pinyata.hatenablog.com 好きすぎて、先日人生で初めて真面目に聖地巡礼をしてしまい、人生で初めて劇場版の前売り券を買ってしまったくらい好きだ。 中二病だけど、特別になりたいと心から思って、きちんと行動…

おすすめ映画(2015年)

2015年に見た映画は100と少しだった。その中で特におもしろかったものを簡単に紹介したいと思う。 山桜 & 0 その他 藤沢周平原作、田中麗奈主演、篠原哲雄監督。 普段あまり時代劇は見ないのだが、友人のすすめで見た。これぞ日本の映画というような、繊細で…

響け!ユーフォニアムの高坂麗奈さんが好きだ

ユーフォニアムの高坂麗奈さんが最高に好きだ。 高坂さんが好きすぎてたまらない。 初めてユーフォニアムを見て、最初の泣き顔からもう絶対に絶対的にこの子が好きだと思った。ビジュアルが好きなのはもちろんだけど、表情や仕草や考え方が好きすぎてたまら…

サンドラの週末

フランスの映画だ。 体調不良で休職していたサンドラが、復帰しようと思った矢先の金曜日に上司から解雇を言い渡され、月曜日に行われる復帰をかけた投票に向けて奔走する話だ。復帰の条件は過半数の従業員がボーナスを諦め、サンドラに投票すること。 失業…

刑法総論/各論 山口厚

今よりももっと若かった頃、他の分野の先生から薦められて山口厚先生の『刑法入門』という新書を読んで感激してしまい、すぐさま買いに走った思い出深い書籍である。こちらの新書については今は手元にないため、改めて感想を述べさせていただきたいところで…

恋するヴァンパイア/女子ーズ

レンタルショップの新作の映画はほとんど見てしまっていて、見るものがなかったので借りた。桐谷美鈴主演の恋するヴァンパイアという映画だ。 タイトル通り、桐谷美鈴が扮するキイラというヴァンパイアの女の子が人間の男の子に恋をし、ヴァンパイアであるが…

スターウォーズについて

先日投稿した記事にある通り、私はスターウォーズについて極々初心者である。最新作のフォースの覚醒を劇場で見た以外には、ネットで拾ったまとめ動画を見たり、ウィキペディア等のあらすじを参照した程度である。 pinyata.hatenablog.com また、SF自体普段…

デレマスの卯月ちゃんは危なっかしい

それほど詳しくないのでファンの方に怒られてしまうかもしれないが、前から気になっていたのでコメントさせていただくことにした。 卯月ちゃんは明るく素直でピンクが似合ってかわいらしい女の子だ。彼女はとても真面目で頑張り屋さんで「頑張ります!」が口…

エイプリルフールズ

ずっと見たいと思っていたエイプリルフールズをやっと見た。なぜか三谷幸喜作品だと勘違いしていたが違った。 戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、菜々緒、寺島進、岡田将生、生瀬勝久、小池栄子、窪田正孝等、豪華俳優陣が目白押しの贅沢な映画…

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)

バードマンで有名になったスター俳優が、その後はヒット作に恵まれず私生活もうまくいっていなかったところ、舞台に挑戦し再び栄光を手にしようと奔走する話だ。決別したはずのバードマンが幻聴のように彼を責め立てるのだが、私自身も自分で自分を責めてし…

法務部員のための契約実務共有化マニュアル

企業の法務部における契約実務に役立つ情報が集約されている書籍だ。 契約の必要性から始まり、成立条件や具体的な契約書の内容、条項例まで、一通りのことが書かれている。 法律について学んだことがないにもかかわらず法務部に配属されてしまったという方…

優越的地位濫用規制と下請法の解説と分析(第2版)20160104追記

独禁法の優越的地位濫用規制と下請法規制について公取等の解釈を集約、整理した書籍だ。 規制の趣旨や歴史にも触れながら、行為ごとに要点がまとめられている。参照文献は公取のガイドラインや講習会テキスト、その他の専門書等で正確性が担保されており、さ…

スター・ウォーズ初体験

スター・ウォーズ/フォースの覚醒を劇場で見てきた。 スター・ウォーズを一つも見たことがなかったのだが、友人の誘いで急遽見に行くこととなったためまとめ動画を見て予習していった。予習が足りず登場人物たちの関係性が曖昧で話が呑み込めなかったところ…

嫌な感情の愛し方

心理カウンセラーである宇佐美百合子さんの『嫌な感情の愛し方』を久しぶりに読み返した。 タイトルにも惹かれたが、帯に「ネガティブな気持ちにふりまわされるのは、もうやめよう!」とあって気になった本だ。 タイトルが「なくし方」や「消し方」でない理…