ゆるーく法律するブログ

本とか映画とか。ねたばれ注意です。

本音で生きる

堀江貴文さんの『本音で生きる』を読んだ。

なぜ本音で生きられないのか分からないという著者が、自分で人生を切り拓くことをすすめる本だ。

 

他の生き方論等を読んだり、堀江さんの他の著書やインタビューなどを読んだことがあるせいか、真新しい画期的なことはあまり記載されていなかった。
しかし、

同僚に陰口を叩かれるというのなら、相手に面と向かって「陰口を言わないでください」ときちんと言えばよいだけの話しだ。

「We agree to disagree」(僕たちはわかり合えないことがわかり合えた)でよいのだ。

本当に、暇な人ほど、「できない理由」ばかり挙げて、何もしないままでいる。

等、尻込みする人をバッサリ切る様が痛快で、読んでいて気持ちが良かった。
今すぐ何かを始めなければという気持ちにさせてくれる。

 

この著書特有の旨味というと、堀江さんが体験されたエピソードや、読まれた本についての感想だ。
ベストセラーの嫌われる勇気も引用されていて、私も読んだことがあるのだが、こういった本も読まれるのだなと興味深かった。
参考になる思想は多かったので、自信を失くした時にでもまた読み返したいと思う。

 

ちなみに私は堀江さんの著書の中ではゼロが好きで、ゼロよりおもしろいというレビューを見て購入したのだが、個人的にはゼロのほうがおもしろかった。