ゆるーく法律するブログ

本とか映画とか。ねたばれ注意です。

ビリギャル

昨年話題になった作品である。

学年ビリの成績のギャルが、慶応大学合格を目指すノンフィクションで、昨年原作を読み、映画館で映画も見た。

 

ヒロインである「さやかちゃん」が名門校出身だとか、慶応大学はそこまで難しくないだとか、いろいろなことが言われているようであるが、大学受験生はもちろん、資格試験や仕事を頑張る人にとっても励みになる作品である。

news.livedoor.com

個人的には、「さやかちゃん」の母である「ああちゃん」の存在が非常にうらやましく感じられた。

「ああちゃん」の子育て論も賛否両論で、モンスターペアレントだと言われかねない存在ではあるが、小さな頃から身近に何があっても味方でいてくれる大人がいるということは、子供にとってこの上なく素晴らしい財産になると思われる。

自分自身が自己否定感が強いタイプであるので、こんな大人が身近にいれば、自己肯定感を育むことができたのだろうかと考えてしまう。

 

「さやかちゃん」の慶応大卒業後についてのインタビューもある。

www.nikkei.com

 

映画の方はギャルに扮する有村架純が可愛らしく、また、熱い演技を披露しており、彼女を目当てに見る価値も十分ある。

映画館で見た際は、たまたまつらい状況にあったせいもあって素直に涙してしまった。つらい時に思い出したい作品である。