honey
映画「honey」を見た。
人気コミックが映画化されたものだ。
おおざっぱなジャンルでいうと「不良モノ」だが、今も昔もこんなにも分かりやすい不良がいるんだろうかと思ったし、少女マンガならではの「???」となる展開も多かった。
私は現実世界ではいわゆる不良には出会ったことがなく、不良といわれるとドラマの「ごくせん」を思い出すレベルであり、モデルになるような不良は本当に実在するのだろうかと疑問である。
しかし、そんなことはさておいて、この映画は日本の純愛ラブストーリーのよさが溢れており、最後はなんだかんだで幸せな気分になれた。
ヒロインを演じる平祐奈さんは初めて見たと思ったが、映画「紙の月」で見ているようだった。
最初は顔があまり好みでないと思ったが、笑顔が非常に可愛らしく、純粋な感じがとてもよかった。
人間なのでありえないが、一生側で笑っていてくれそうな純粋さがあり、純愛モノに向いているように思う。
日本の純愛ラブストーリー、特に高校生の恋愛モノは量産されているが、どれも安心して見られるところがいい。
海外のラブコメでは何かと性の話に発展しがちだが、邦画では性的な描写が少なく、どの世代も、誰と見ても楽しめるところがいい。
今後も懲りずに映画館に足を運びたいと思う。
映画館は主演の平野紫耀さん目当てだと思われる若い女の子たちで溢れており、上映中も多少の悲鳴や歓声があったが、それもまた一興で現場の空気感を楽しめたように思う。