孤独になれば、道は拓ける。
千田琢哉さんの『孤独になれば、道は拓ける。』を読んだ。
目次の欄をまとめると、孤独になれば自信がつき、本物が見え、時間やお金が増え、友人が変わり、変化したくなり、人生が変わり、道が拓けるということである。
内容としては以前紹介したこちらの書籍と重複する部分も多かったように思う。
仕事や勉学で期間の長短に程度こそあれ、一時的にそれらに没頭しなければならないことがある。
そんな時、一人でいることに孤独や不安を感じたり、今取り組んでいることが正しいのか、日の目を見ることがあるのだろうかと考えてしまうことがある。
また、例えば「ガリ勉」という言葉があるように、人に悪く思われたり、悪く言われてしまうこともある。
しかし、この本は孤独の価値を知ることや、自信を持つべきことの重要性を教えてくれ、大変励みになる。
人生において一人で何かに集中する時期というものは必ず必要であり、自分の決めた目標を達成するために日々努力するために、強い味方となってくれるだろう。
この手の本は数多くあるのだが、自己啓発本一般について、簡単に読めて即効性があるという点でコストパフォーマンスが高いと思う(もちろん自己啓発本に頼らずとも自分を律することができるほうがよりよいとは思う)。
何かに集中して取り組まなければならない時はなかなか時間がないと思うが、ふと孤独を感じた時に、一つのテーマを読むだけでも相当気分が変わるので、息抜きに活用するのがいいだろう。
孤独であることを肯定してほしいと感じたらぜひ読んでいただきたい。