武士の家計簿
珍しく時代劇を見た。堺雅人、仲間由紀恵主演、森田芳光監督の「武士の家計簿」である。
『武士の家計簿―「加賀藩御算用者」の幕末維新』が原作であり、実在の人物がもととなっている。そろばんバカと呼ばれた御算用者(経理係)である直之が、刀ではなくそろばんで家族を守るという内容だ。
直之が見栄や世間体を捨て、つねに己の信念を貫き、
テンポがやや遅いのと、
倹約に関しては、特にお駒が前向きに工夫する様が素晴らしく、
直之の両親は直之を悪く言っていたが、その辺の感覚は分からなかった。子ができすぎるのもよくない面があるということだろうか。
当たり前のことかもしれないが、
ねたばれを防ぐため詳しくは言えないがお弁当がおもしろかった。
とびきり笑えたり元気になれるという映画ではないが、そこそこ楽しむことができ、前向きに倹約してみようという気になった。