天の茶助
松山ケンイチ主演の天の茶助を見た。
天界人である茶助が事故に遭う運命のユリを救うため下界に降りて奮闘するストーリーだ。
この世の人間の人生は天界人の書くシナリオに沿っているという設定はおもしろかったが、全体としてわかりやすい内容ではなかった。疾走感溢れるエンターテイメントと紹介されていたが、あまり疾走感は感じられなかった。
シュールで、何を表現したいのかわからないシーンも多かった。それを味わえる人にとっては楽しめるだろう。しかし、
玉城ティナの演技は初めて見た。登場するシーンは短いが、キャラクターとしては彼女のもともと持つ雰囲気が活かされているように感じた。
この映画を見ていて、昭和歌謡大全集を思い出した。
村上龍原作の作品であるが、こちらもシュールでよりグロテスク、バイオレンスであり、
素人の私にとってはこの作品があの山桜と同じ篠原哲雄監督の作品だとは思
戦いがエスカレートしていく様や、 昭和の名曲が随所に使用されているところは、雰囲気があってよかったように思う。