ゆるーく法律するブログ

本とか映画とか。ねたばれ注意です。

サンドラの週末

フランスの映画だ。

体調不良で休職していたサンドラが、復帰しようと思った矢先の金曜日に上司から解雇を言い渡され、月曜日に行われる復帰をかけた投票に向けて奔走する話だ。復帰の条件は過半数の従業員がボーナスを諦め、サンドラに投票すること。

失業も大事ではあるが、他の従業員にも当然それぞれの生活があり、ボーナスを諦めて投票してと説得に回るのは気が重く、実現の可能性も低い。私がサンドラであるならば、無謀だからと端から諦めてしまいそうである。

“人の強さを信じる"感動の物語とあったが、個人的にはそこまで感動することはできなかった。テーマとしては人を信じ、諦めずに頑張るという内容ではあるが、全体としては暗く重い映画であると感じてしまった。