きみに読む物語
きみに読む物語を見た。
ニコラス・スパークスのベストセラー小説を映画化した作品だ。
ライアン・ゴズリング、レイチェル・マクアダムス、ジーナ・ローランズ、サム・シェパード等が出演している。
アルツハイマーになった妻に、夫がある物語を読み聞かせるという感動のストーリーである。
もう10年も前になるが、当時は一大ブームを巻き起こしていた印象がある。
今でもAmazonの売れ筋ランキングで思いのほか上位にランクインしていた。
もっと安易なラブコメなのかと思っていたが、そうではなく、美しい物語だった。
夫であるにもかかわらず、妻に認識されず、悲鳴を上げられてしまうシーンは見ていてとても辛かった。
個人的には大号泣とまではいかないが、若い日々の思い出や、妻献身的に支える夫の姿がとても素敵だと感じた。
アデライン、100年目の恋
アデライン、100年目の恋を見た。
歳をとることができなくなってしまった女性の人生や恋愛を描いた作品だ。
ゴシップガールのセリーナを演じていたブレイク・ライヴリーが主演を務める。
壮大な物語だった。
不老不死は多くの人が願うことだと思われるし、
そのため歳をとらないことがこんなにもつらいことだとは考えたことがなかった。
設定もおもしろいが、演技もよかった。
ブレイク・ライヴリーはゴシップガールでは明るく元気な女の子を演じていたが、本作ではセリーナとは打って変わってシリアスな表情も多く、
最後までどんな結末を迎えるのか非常に気になった。
賛否両論だろうが、一応まとまっていてよかったと思う。
重いシーンもあるが、いろいろなことを考えるきっかけにもなり面白いため、ぜひおすすめしたいと思う。