本音で生きる
堀江貴文さんの『本音で生きる』を読んだ。
なぜ本音で生きられないのか分からないという著者が、自分で人生を切り拓くことをすすめる本だ。
他の生き方論等を読んだり、
しかし、
同僚に陰口を叩かれるというのなら、相手に面と向かって「陰口を言わないでください」ときちんと言えばよいだけの話しだ。
「We agree to disagree」(僕たちはわかり合えないことがわかり合えた)でよいのだ。
本当に、暇な人ほど、「できない理由」ばかり挙げて、何もしないままでいる。
等、尻込みする人をバッサリ切る様が痛快で、読んでいて気持ちが良かった。
今すぐ何かを始めなければという気持ちにさせてくれる。
この著書特有の旨味というと、
ベストセラーの嫌われる勇気も引用されていて、
参考になる思想は多かったので、自信を失くした時にでもまた読み返したいと思う。
ちなみに私は堀江さんの著書の中ではゼロが好きで、
ヒロイン失格
桐谷美玲、山﨑賢人、坂口健太郎が出演する『ヒロイン失格』を見た。
原作は読んでいないため比較することはできないが、少女漫画原作で、いい意味で無難にまとまって楽しめる作品であることを期待したが、それほどおもしろくなかった。
山﨑賢人演じる寺坂利太は両親の離婚等の経験から人を信じることができないでいるのだが、このような男性に対し一生懸命心を開かせようと女の子が奮闘するストーリーは他にもたくさんある。
片思いしている相手か、アプローチしてきた男性のどちらを選ぶかという三角関係もよくある設定だ。
そのためどうしても比較してしまい、構成の練りや表現方法が他の作品に見劣りするように感じてしまう。
桐谷美玲さんは成人してからもう何年も経っているが、女子高生を演じてもそれほど違和感はなく、デートの際の私服はかわいらしかった。
ただ、個人的には変顔などが苦手なので、はとりのキャラが好きになりきれなかった。
恋愛に一生懸命になるところはいいのだが…。
坂口健太郎さんはあまり存じあげていなかったが、海街diaryやシャンティデイズは見たことがあるので初めてではなかったようだ。
話し方や物腰が、キャラに合ったキャスティングであったように思われる。
原作ファンには申し訳ないが(もしかすると原作ファンも原作のよさが出ていないと思っておられるかもしれないが)、好きなキャストがいる方にとっては見る価値があると思うが、そうでない方にはそれほどおすすめすることができない。
これを見るならば、他の恋愛映画でもっとおもしろいものをおすすめしたい。